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吉野杉の家
所在地:埼玉県
工事種別:スケルトンリフォーム
竣工:2013年
【こだわりのマンションリフォーム】
約築30年の鉄筋コンクリート造マンションの一住戸をこだわりぬいてリフォームした計画です。
既存の間仕切り設備すべてを取り払い、一から造りなおしたスケルトンリフォーム。
まず素材にはこだわりました。
やわらかく足にやさしい吉野杉の床、呼吸する珪藻土の壁を基本に、こだわりのタイルを場所ごとにセレクトしました。
キッチンカウンター、キッチンボード、本棚、書斎机など、家具も全て使い方に合わせて一つずつ設計しています。
遮音性能、温熱環境についても、新築分譲マンションレベルまで向上させました。
【風と光がと通り抜ける家に】
間取りを造りなおす上で大切にしたことは、風と光が通り抜ける家であること。
オープンな間取りとし、様々な建具の工夫を採り入れて実現していきました。
間仕切りである引戸を開けると、家中にきもちよく風と光が通り抜けます。
【適材適所のしっかり収納】
家具・収納は基本的に造りつけとし、設計から行いました。
収納のポイントは、必要な場所に必要な収納があること。
そして収納品の使用頻度に合わせて優先順位をつけ、使いやすく取り出せること。
住まい方を考えながら、無駄なく収納計画を立てられるのもスケルトンリフォームならではです。
【水廻りや廊下にも光と風を】
マンションの水廻りや廊下には窓が取れないことが多く、閉鎖的で空気や光を感じられないスペースになりがちです。
吉野杉の家では、快適なきもちよい水廻りや玄関・廊下をつくることも目標にしました。
自然光を取り込むために、大きめのガラス戸、欄間にもガラス戸を採用。
空気の流れを調節できる様に、引戸、欄間戸、ガラリ戸の組合せを採用。
玄関は、ほの暗さの中にきらめくタイルを使って、陰影礼賛のしつらえで来客を迎える空間をつくりました。
【宿題カウンター】
キッチン背面は、収納式のカウンターになっています。
調理をしながらキッチンの中にいても、おしゃべりしながら宿題を見てあげられる。
大切なコミュニケーションの場にもなる、宿題カウンターです。
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